医薬品

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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腸薬

2.腸薬の成分
3)瀉下成分
小腸刺激性瀉下成分
・小腸でリパーゼの働きによって生じる分解物が、小腸を刺激して反射的な腸の運動を引き起こすことで瀉下作用をもたらす
・腸内容物の急速な排除を目的として用いられる
成分名(生薬)
・ヒマシ油
小腸刺激性瀉下成分の使用上の注意
・腸管粘膜への刺激が大きくなり、激しい腹痛や腸管粘膜に炎症を引き起こすため、大量に使用してはならない
・急激で激しい瀉下作用を示すため、激しい腹痛の症状のある人、悪心、嘔吐の症状がある人、3歳未満の乳幼児に使用してはならない
・腸の急激な動きに刺激された流産、早産を誘発するため、妊婦などは使用してはならない
・誤飲などによる中毒の場合にも用いられるが、防虫剤や殺鼠剤のような脂溶性の物質による中毒の場合は、ナフタレンやリンなどがヒマシ油に溶け出して中毒症状を増悪させるため、使用してはならない
・成分の一部が乳汁中に移行し、乳児が下痢を起こすため、授乳中の人は使用してはならず、使用する場合には授乳してはならない
大腸刺激性瀉下成分
・大腸を刺激して反射的な腸の運動を引き起こす
・センノシド、ピコスルファートナトリウムは、大腸の腸内細菌によって分解され、その分解物が大腸を刺激する
・ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して排便を促す
・結腸での水分の吸収を抑え、糞便の傘を増大させる働きも期待できる

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2022.01.26 05:02 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |

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腸薬

2.腸薬の成分
2)止瀉成分
ロペラミド塩酸塩の使用上の注意
・腸管の運動を低下させる作用を示すため、胃腸鎮痛鎮痙薬と併用してはならない
・効き目が強すぎて便秘、イレウス用症状を生じるため、便秘を避けなければならない肛門疾患がある人は使用してはならない
・重篤な副作用として、ショックアナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症を生じる
・中枢神経系を抑制する作用があり、めまい、眠気を生じるため、服用後は乗物類の運転操作をしてはならない
・中枢抑制作用が増強するため、服用時は飲酒をしてはならない
・授乳中の人は、成分の一部が乳汁中に移行するため、使用する前に医師などに相談する
腸内殺菌成分
・細菌感染による下痢の症状を鎮める
・腸内殺菌成分は、通常の腸内細菌に対しても抗菌作用を示すが、原因細菌(ブドウ球菌、大腸菌)に対する抗菌作用の方が優位であるため、結果的に腸内細菌のバランスを正常に近づけると考えられている
成分名
・ベルベリン塩化物、タンニン酸ベルベリン、アクリノール、木クレオソート
同じ作用の生薬成分
・オウバク(黄柏)、オウレン(黄連)
吸着成分
・腸管内の異常発酵などにより生じた有害な物質を吸着させる
成分名
・炭酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸水素カルシウム

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2022.01.25 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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腸薬

2.腸薬の成分
2)止瀉成分
収斂成分の使用上の注意
・胃、十二指腸潰瘍の診断を受けた人は、損傷した粘膜からビスマスの吸収が高まって精神神経症状を生じるため、ビスマスを含む成分を使用する前に医師などに相談する
・ビスマスの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達するので、妊婦はビスマスを含む成分の使用を避ける
・タンニン酸アルブミンは、重篤な副作用としてショックアナフィラキシーを生じる
・タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンはカゼイン(牛乳タンパク質の一つ)から精製された成分であるため、牛乳アレルギーの人は、タンニン酸アルブミンを使用してはならない
ロペラミド塩酸塩
・食べ過ぎ、飲み過ぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられる
ロペラミド塩酸塩の使用上の注意
・食あたり、水あたりによる下痢は適用対象でない
・発熱を伴う下痢、血便、粘液便の続く人は、症状の悪化や治療期間の延長を招くため、使用する前に医師などに相談する
・乳幼児が過量摂取した場合、中枢神経障害、呼吸抑制、腸管壊死に至る麻痺性イレウスを起こしたとの報告が海外であるため、小児に使用してはならない
・使用は短期間にとどめ、2~3日間試用しても症状の改善がみられない場合は、医療機関を受診する

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2022.01.24 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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腸薬

2.腸薬の成分
1)整腸成分
生薬成分
・腸内細菌のバランスを整える
成分名
・ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ラクトミン、乳酸菌、酪酸菌
同じ作用の生薬成分
・ケツメイシ(決明子)、ゲンノショウコ(現の証拠)、アセンヤク(阿仙薬)
トリメブチンマレイン酸塩
・胃および腸の平滑筋に直接作用して、消化管運動が低下しているときは亢進的に、運動が亢進しているときは抑制的に働き、消化管の運動を調整する
トリメブチンマレイン酸塩の使用上の注意
・重篤な副作用として肝機能障害を生じる
・肝臓病の診断を受けた人は、使用する前に医師などに相談する
2)止瀉成分
収斂(しゅうれん)成分
・腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護する
・ビスマスを含む成分は、腸内で発生した有毒物質を分解する作用も期待できる
・オウバク、オウレンは、抗菌作用および抗炎症作用も期待できる
成分名
・次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス、タンニン酸アルブミン
同じ作用の生薬成分
・ゴバイシ(五倍子)、オウバク(黄柏)、オウレン(黄連)
収斂成分の使用上の注意
・細菌性の下痢、食中毒のときに収斂成分を使用して腸の運動を鎮めると、かえって状態が悪化する

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2022.01.23 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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腸薬

1.腸薬の働き
・水分の吸収の大半は小腸で行われ、大腸では適切な水分量に調整がなされる
・腸の働きは、自律神経系により制御されており、腸以外の病気などが自律神経系を介して腸の働きに異常を生じさせる場合もある
下痢が起こる主な原因
急性
・体の冷え、消化不良、細菌はウイルスなどによる消化器感染(食中毒など)、緊張などの精神的なストレス
慢性
・腸自体に病変を生じている可能性がある場合
便秘が起こる主な原因
一過性
・環境変化などのストレス、医薬品の副作用
慢性
・加齢や病期による腸の働きの低下、便意を繰り返し我慢し続けることなどによる腸管の感受性の低下
腸の薬の種類と働き
整腸薬
・腸の調子や便通を整える(整腸)、腹部膨満感、軟便、便秘に用いられることを目的とする医薬品
止瀉薬
・下痢、食あたり、吐き下し、水あたり、下り腹、軟便などに用いられることを目的とする医薬品
瀉下薬(しゃげやく)
・便秘症状および便秘に伴う肌荒れ、頭重、のぼせ、吹き出物、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵、痔の症状の緩和、または腸内容物の排除に用いられることを目的とする医薬品
1)医薬部外品と医薬品
・医薬部外品で整腸、瀉下の目的を持つ薬は、人体に対する作用が緩和なものとして、配合できる成分やその上限量が定められており、また、効能効果の範囲も限られる
・瀉下の目的を持つ医薬部外品では、糞便のかさや水分量を増すことに作用する成分に限られる
・下痢と便秘を繰り返す場合の整腸作用は、医薬品においてのみ認められている

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2022.01.22 08:39 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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胃薬

2.胃薬の成分
6)抗炎症成分
・胃粘膜の炎症を和らげる
成分名
・グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム
同じ作用の生薬成分
・カンゾウ(甘草)
7)消泡成分
・消化管内容物中に発生した気泡の分離を促す
成分名
・ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)
8)胃液分泌抑制成分
・副交感神経の伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑制し、過剰な胃液の分泌を抑える
成分名
・ロートエキス、ピレンゼピン塩酸塩
胃液分泌抑制成分の使用上の注意
・胃腸鎮痛痙攣薬、乗物酔い防止薬は、アセチルコリンの働きを抑える成分が重複するので、併用を避ける必要がある
・排尿困難の症状がある人、緑内障の診断を受けた人は、その症状が悪化することがあるため、使用する前に医師などに相談する
・ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にはほとんど影響を与えず、胃液の分泌を抑える
・消化管以外では一時的な抗コリン作用のため、ピレンゼピン塩酸塩により副作用として、排尿困難、動悸、目のかすみを生じる
・目のかすみ、異常な眩しさを生じるため、ピレンゼピン塩酸塩の服用後は、乗物類の運転操作をしてはならない
・ピレンゼピン塩酸塩により、重篤な副作用として、アナフィラキシーを生じる

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2022.01.21 05:01 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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胃薬

2.胃薬の成分
4)利胆成分
・胆汁の分泌を促して(利胆作用)、消化を助ける
成分名
・胆汁末、ユウタン(熊胆)、動物胆、ウルソデオキシコール酸、デヒドロコール酸
利胆成分の使用上の注意
・利胆成分には肝臓の働きを高める作用もあるとされるが、肝臓病の診断を受けた人ではかえって症状が悪化するため、使用前に医師などに相談する
5)胃粘膜保護、修復成分
・胃粘液の分泌を促す、胃粘膜を覆って胃液による消化から保護する、荒れた胃粘膜の修復を促すなどの作用が期待できる
成分名
・アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)、アルジオキサ、スクラルファート、ゲファルナート、ソファルコン、テプレノン、セトラキサート塩酸塩、トロキシピド、銅クロロフィリンカリウム、銅クロロフィリンナトリウム、メチルメチオニンスルホニウムクロライド
同じ作用の生薬成分
・アカメガシワ(赤芽槲)
胃粘膜保護、修復成分の使用上の注意
・アルジオキサ、スクラフラートは、アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人は使用してはならない
・透析治療を受けていない人であっても、アルジオキサ、スクラファートを長期連用してはならない
・腎臓病の診断を受けた人は、アルミニウムが体内に貯留しやすいため、アルジオキサ、スクラルファートを使用する前に医師などに相談する
・肝臓病の診断を受けた人は、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じるため、ソファルコン、テプレノンを使用する前に医師などに相談する
・テブレノンによる副作用として、腹部膨満感、吐き気、腹痛、頭痛、皮下出血、便秘、下痢、口渇を生じる

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2022.01.20 08:09 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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胃薬

2.胃薬の成分
2)健胃成分
・味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高める
生薬成分名<苦味>
・オウバク(黄柏)、オウレン(黄連)、センブリ(千振)、ゲンチアナ、リュウタン(竜胆)、ユウタン(熊胆)
生薬成分名<香り>
・ケイヒ(桂皮)、コウボク(厚朴)、ショウキョウ(生姜)、チョウジ(丁子)、チンピ(陳皮)、ソウジュツ(蒼朮)、ビャクジュツ(白朮)、ウイキョウ(茴香)、オウゴン(黄芩)
・生薬以外の健胃成分として、乾燥酵母とカルニチン塩化物がある
乾燥酵母
・胃酸の働きに必要な栄養素を補給することにより、胃の働きを高めるとされる
カルニチン塩化物
・胃液分泌を促す、胃の運動を高める、胃壁の循環血流を増すことにより、胃の働きや食欲不振を改善するとされる
健胃成分の注意
・生薬成分が配合された健胃薬の散剤は、オブラートで包んで服用すると、味や香りがさえぎられてしまうため期待する効果が得られない.
3)消化成分
・炭水化物、脂質、タンパク質、繊維質などの分解に働く酵素を補う
成分名
・ジアスターゼ、プロザイム、ニューラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ビオジアスターゼ、タカヂアスターゼ

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2022.01.19 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |