認知症介護と障がい者支援2017年09月

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

2017年08月 | 2017年09月の記事一覧 | 2017年10月
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特定施設入居者生活介護

人員基準
1)生活相談員
・利用者100人につき1人以上(常勤換算) ※うち1人以上は常勤
2)看護職員・介護職員
・要介護者3人につき1人以上(常勤換算)
・看護職員(看護師・准看護師)1人以上、介護職員1人以上は常勤
・看護職員は、利用者が30人までの施設では、1人以上(常勤換算)
・30人を超える施設では、50人増すごとに1人以上(常勤換算)
・介護職員は、常に1人以上配置
3)機能訓練指導員
・理学療法士や作業療法士など、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を行う能力のある者を1人以上、当該特定施設内の他の業務の兼務可
4)計画作成担当者
・介護支援専門員、利用者100人につき1人を標準として、1人以上、当該施設内の他の業務の兼務可
5)管理者
・常勤で1人
・管理上支障がない場合、当該施設内の他の職務、または、同一敷地内の他の事業所、施設等の職務の兼務可
設備基準
1)介護居室
・定員は1人 ※利用者の処遇上必要と認められる場合は2人
・プライバシーの保護に配慮し、介護を行うための室が確保されている場合にあっては設置しなくてもよい
・地階以外に設けること
2)一時介護室
・介護を行うための適当な広さであること
・他に利用者を一時的に移して介護を行うための室が確保されている場合にあっては設置しなくてもよい
3)機能訓練室
・機能を十分に発揮し得る適当な広さであること
・他に機能訓練を行うために適当な広さの室が確保されている場合にあっては設置しなくてもよい

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2017.09.30 08:46 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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特定施設入居者生活介護

特定施設入居者生活介護の意義・目的
介護保険法 第8条第11項
→特定施設に入居している要介護者について、当該特定施設が提供するサービスの内容、これを担当する者その他厚生労働省令で定める事項を定めた計画に基づき行われる入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって厚生労働省令で定めるもの、機能訓練及び療養上の世話をいう
特定施設の指定が受けられる施設
1)有料老人ホーム(介護付)
2)養護老人ホーム
3)軽費老人ホーム(ケアハウス)
特定施設入居者生活介護の類型
1)一般型
・特定施設サービス計画の作成や生活相談、計画作成、安否確認、緊急時対応等、介護サービスの提供も特定施設の職員が行う
2)外部サービス利用型
・特定施設サービス計画の作成や生活相談、計画作成、安否確認、緊急時対応等は特定施設の職員が行う
・介護サービスの提供は特定施設入居者生活介護事業者から委託を受けた受託サービス事業者が行う
特定施設入居者生活介護サービス利用者の特性
特定施設入居者生活介護の対象者
・要介護認定において要介護1から5までに認定された第1号被保険者及び第2号被保険者
特定施設入居者生活介護の内容・特徴
・特定施設の入居者は、特定施設サービス計画を立ててサービスを利用する

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2017.09.29 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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市町村、都道府県、国の責務

国の行う主な事務
各種基準等の設定に関する事務
・要介護(要支援)認定基準
・介護報酬の算定基準
・区分支給限度基準額

・都道府県や市町村がサービス提供事業者等の人員・設備・運営に関する基準を定めるにあたって「従うべき」または「標準とすべき」または「参酌すべき」事項
・第1号事業に関する基準
・第2号被保険者負担率
(第2号被保険者の費用負担割合)
保険給付、地域支援事業、都道府県の財政安定化基金等に対する財政負担
介護サービス基盤の整備に関する事務

・「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」の策定
・都道府県介護保険事業支援計画の作成上重要な技術的事項についての助言
・市町村介護保険事業計画・都道府県介護保険事業支援計画に定められた事業の円滑な実施のための情報提供、助言等の援助
介護保険事業の健全・円滑な運営のための指導・監督・助言等に関する事務
・市町村に対する介護保険事業野井実施状況に関する報告請求
・都道府県・市町村が行うサービス提供事業者等に対する指導監督業務等についていの報告請求・助言・勧告
・医療保険者が行う介護給付費・地域支援事業支援納付金の納付関係業務に関する報告徴収・実地検査
・社会保険診療報酬支払基金が行う介護保険関係業務に関する報告徴収・実地検査
・国民健康保険団体連合会が行う介護保険事業関係業務に関する指導監督

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2017.09.28 07:39 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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市町村、都道府県、国の責務

条例
→介護保険法では、介護保険の事務に関して、地域の実情に応じて決めたほうが適当と考えられるものは、市町村の条例で規定すべきとされている
市町村が条例により規定するとされている主な事項
・介護認定審査会の委員定数
・区分支給限度基準額の上乗せ
・種類支給限度基準額の設定
・福祉用具購入費支給限度基準額の上乗せ
・住宅改修費支給限度基準額の上乗せ
・市町村特別給付
・指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員
・地域包括支援センターの基準
・第1号被保険者に対する保険料率の算定
・普通徴収にかかる保険料の納期
・保険料の減免または徴収猶予
・その他保険料の賦課徴収等に関する事項
・過料に関する事項
都道府県の条例に委任されるサービス
1)基準該当居宅サービス
2)基準該当居宅介護支援(※)
3)基準該当介護予防サービス
4)指定居宅サービス
5)指定居宅介護支援(※)
6)指定介護老人福祉施設
7)介護老人保健施設
8)指定介護療養型医療施設
9)指定介護予防サービス
市町村の条例に委任されるサービス
1)基準該当介護予防支援
2)指定地域密着型サービス
3)指定地域密着型介護予防サービス
4)指定介護予防支援
(※)は、2018(平成30)年4月1日より市町村の条例に委任される

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2017.09.27 07:49 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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市町村、都道府県、国の責務

都道府県の行う主な事務
サービス提供事業者に関する事務
・居宅サービス事業者、介護予防サービス事業、介護保険施設等の人員・設備・運営に関する基準の設定
・居宅介護支援事業の人員・運営等に関する基準の設定
・居宅サービス事業者、居宅介護支援事業者、介護保険施設、介護予防サービス事業者に対する指定または許可・指定更新・指導監督
・市町村が行う地域密着型特定施設入居者生活介護の指定に関しての助言・勧告
介護サービス情報の公表に関する事務
・介護サービス情報の公表および必要と認める場合の調査
・介護サービス情報の公表に関する介護サービス事業者に対しての指導監督
介護支援専門員に関する事務
・介護支援専門員の登録・登録更新
・介護支援専門員証の交付
・介護支援専門員の試験および研修の実施
介護サービス基準の整備に関する事務
・都道府県介護保険事業支援計画の策定・変更
・市町村介護保険事業計画作成上の技術的事項についての助言
その他の事務
・介護保険審査会の設置・運営
・市町村に対する介護保険事業の実施状況に関する報告請求
・市町村が行うサービス提供事業者等に対する指導監督業務等についての報告請求・助言・勧告
・医療保険者が行う介護給付費・地域支援事業支援納付金の納付関係業務に関する報告徴収・実施検査
・社会保険診療報酬支払基金が行う介護保険関係業務に関する報告徴収・実施検査
・国民健康保険団体連合会が行う介護保険事業関係業務に関する指導監督

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2017.09.26 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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市町村、都道府県、国の責務

市町村の行う主な事務
地域支援事業および保健福祉事業に関する事務
・地域支援事業の実施
・地域包括支援センターの設置
・第1号事業を行う事業者の指定・指定更新・指定取消
※第1号事業:地域支援事業の介護予防・生活支援サービス事業
・保健福祉事業の実施
市町村介護保険事業計画に関する事務
・市町村介護保険事業計画の策定・変更
保険料に関する事務
・第1号被保険者の保険料率の決定
・保険料の普通徴収
・保険料の特別徴収にかかる対象者の確認・通知
・保険料滞納被保険者に対する各種措置
条例・規則等の制定、改正等に関する事務
財政運営に関する事務

・特別会計の設置・管理
・公費負担の申請・収納
・介護給付費交付金、地域支援事業支援交付金の申請・収納
・財政安定化基金への拠出、交付・貸付申請、借入金の返済

都道府県の行う主な事務
要介護認定・要支援認定業務の支援に関する事務
・市町村による介護認定審査会の共同設置等の支援
・要介護認定等にかかる審査判定業務の受託
・指定市町村事務受託法人の指定
財政支援に関する事務
・保険給付、地域支援事業に対する財政負担
・財政安定化基金の設置・運営
・市町村相互財政安定化事業の支援
(※次回に続く)

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2017.09.25 05:40 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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市町村、都道府県、国の責務

市町村の行う主な事務
被保険者の資格管理に関する事務
・被保険者の資格管理
・被保険者台帳の作成
・被保険者証の発行・更新
・住所地特例の管理
要介護認定・要支援認定に関する事務
・認定事務
※新規認定調査は市町村が実施する
・介護認定審査会の設置
・介護報酬の審査・支払(国民健康保険団体連合会に委託)
・居宅サービス計画の作成を事業者に依頼する旨の届出の受付
・償還払いの保険給付(特例居宅介護サービス費、福祉用具購入費、住宅改修費、高額介護サービス費等)の支給
・区分支給限度基準額の上乗せ及び管理
・種類支給限度基準額の設定
・市町村特別給付の実施
・第三者行為求償事務(国民健康保険団体連合会に委託)
サービス提供事業者に関する事務
・地域密着型(介護予防)サービス事業の人員・設備・運営に関する基準等の設定
・介護予防支援事業の人員・運営等に関する基準の設定
・地域密着型(介護予防)サービス事業者、介護予防支援事業者に対する指定・指定更新・指導監督

・事業者への報告等の命令と立入検査
・都道府県知事が介護保険施設等の指定を行う際の意見提出
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護等の見込み量を確保するための指定居宅サービス事業者の指定についての都道府県知事への協議のい要求


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2017.09.24 08:27 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

パルスオキシメーター
→手足の指先に光センサーをつけて、血液中にどの程度の酸素が含まれているか(血中酸素飽和度)を測定する機器
目的
・肺炎や心不全の病状を評価する
注意点
・SPO2は、97%以上が正常とされる
在宅自己導尿、膀胱留置カテーテル
・導尿とは、排尿障害があり自然排尿できないときに、カテーテルを膀胱内に挿入して排尿させる方法
・膀胱留置カテーテルは、完全に尿が出ない、または不完全な排尿しかみられない場合、尿が褥瘡などの創傷部を汚染する可能性がある場合などに、尿道口から膀胱までカテーテルを挿入・留置して持続的に尿を排出させる方法
・自己導尿とは、神経障害により膀胱の収縮量が低下し、自然排尿が困難になった場合などに、本人自らカテーテルを挿入して排尿する方法で、導尿後は、毎回カテーテルを抜去する
注意点
・膀胱留置カテーテルは、在宅自己導尿より感染リスクが高いため、発熱の有無に加え、尿の性状、水分摂取量などに十分注意する
・カテーテルが閉塞すると、尿が蓄尿バッグに流れず、膀胱内にたまり、腹痛、発熱、尿漏れが起こるため、カテーテルの屈曲、圧迫に注意する
・感染予防のため、蓄尿バックは膀胱より低い位置に置き、逆流が起きないよう注意する

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2017.09.23 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

吸引
→加齢や体力低下、疾患の影響による嚥下機能の低下があり、自力で痰の喀出が困難な場合は、気管切開、人工呼吸器を装着している場合などは、吸引器による喀痰吸引が必要となる
目的
・痰が貯留したり、唾液が垂れ込んだりすることによる肺炎や窒息などを予防する
方法
・吸引器につないだ管(吸引チューブ)を口や鼻から挿入して痰を吸い出す
・口の中から管を挿入することを口腔内吸引といい、鼻の穴から挿入することを鼻腔内吸引という
・気管切開している人の場合、気管カニューレ内部の吸引を行う
注意点
・吸引に必要な吸引器は医療機器に該当し、介護保険の給付の対象外
・吸引器をレンタル・購入する場合は、納入までのじかんを考慮して早めに手配する
・家族(主介護者)が吸引手技を習得できているかを確認する
・喀痰吸引等の行為ができる介護福祉士等がいる事業所等の情報を収集する
ネプライザー(吸入)
→霧状にした薬を気管や肺に吸い込ませる機器のこと
目的
・呼吸器疾患の症状を抑えたり、排痰しやすくしたりする
方法
・ネプライザーは、薬剤を霧状に噴霧する
・噴霧されている部分を口にくわえ、ゆっくりと深く吸い込むことで吸入する
注意点

・吸入薬の量や回数を守り、副作用と思われる症状がみられる場合は、吸入を中止して主治医や看護師に報告する

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2017.09.22 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

在宅酸素療法(HOT)
→慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸不全や心疾患などで酸素の取り入れが十分にできなくなった患者に使用する
目的
・酸素吸入を行うことで行動範囲が広がり、ADLの維持・改善、生活の質(QOL)の向上を図る
方法
・在宅時は、酸素濃縮器、外出時は高圧酸素ボンベを使用する
対象者
・自発呼吸できる人
・高度慢性呼吸不全、肺気腫等の慢性閉塞性肺疾患、肺高血圧症等のために、動脈血内の酸素量が少ない患者
注意点
・高濃度の酸素を使用するため、火気には十分注意が必要
・患者が呼吸の苦しさを訴えた場合、医師の指示を超えて酸素流量を増やすと、呼吸中枢を抑制して意識障害(CO2ナルコーシス)を引き起こす危険性がある
・息苦しさの自覚が少なく酸素吸入をしたがらない場合は、低酸素状態となり、心臓に負担がかかり、心不全などを引き起こす可能性が高くなる
・パルスオキシメーターで血中酸素飽和度(SPO2)を意識づけできるよう働きかける
ストーマ(人工肛門、人工膀胱)
→消化管や尿路の障害によって通常の排泄ができなくなったときに人工的に作る便や尿の排泄口のこと
目的
・肛門近くの大腸を切除した場合に造られる消化管ストーマと、膀胱がんや前立腺がんなどで尿路の変更が必要となった場合などに造られる尿路ストーマとがある
注意点
・排泄物の臭いや漏れを心配して、閉じこもりやADLの低下を招くことがあるので元の生活に戻れるような支援を行う

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2017.09.21 07:57 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

在宅人工呼吸療法
→呼吸の補助を行い、酸素の取り込みと二酸化炭素の排出を促すこと
・マスクなどを使用する非侵襲的陽圧換気法(NPPV)と気管カニューレを挿入・留置する気管切開・人工呼吸療法(TPPV)がある
非侵襲的陽圧換気法(NPPV)
目的
・重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)で換気が障害され二酸化炭素がたまりやすい、神経難病などで呼吸をしたくてもできない場合に使用する
方法
・専用マスクを介して換気を行う人工呼吸療法
・在宅人工呼吸療法の9割近くがこの方法で行われている
注意点
・機器にはバッテリーを内蔵しているものとそうでないものとがあり、停電や災害時に備えて確認が必要
気管切開・人工呼吸療法(TPPV)
目的
・筋委縮性側索硬化症(ALS)を代表とする神経筋疾患などで自然呼吸が障害されている患者に人工的に呼吸させ、生命維持装置として使用する
方法
・期間切開の手術により首の皮膚表面から気管までの穴(ろう孔)を開け、そこから気管カニューレを挿入・留置する
注意点
・停電などに備えて定期的にバッテリーを確認する
・気管切開部周囲の皮膚の観察と清潔に心がける
・在宅TPPV患者は、人工呼吸器以外の医療的ケアが加わることが多いので、正確な手技と知識をもつことが大切

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2017.09.20 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

在宅中心静脈栄養法
→口から物を食べることができなくなってしまった人、腸からの栄養吸収(経管栄養法など)ができなくなった人に対して行われる
・カテーテルを使用する場合と皮下植え込み式ポートを使用する場合がある
目的
・栄養状態を確保すること
方法
・鎖骨付近から上大静脈に向けてチューブを挿入し、点滴と同じ方法で高カロリー輸液を投与する
注意点
・点滴バッグ・ルート(管)の扱い
・カテーテル刺入部の清潔
・入浴は可能だが、配慮が必要なため、医療者との相談が必要
在宅経管栄養法
→嚥下障害や意識障害などにより、経口から栄養の摂取ができない患者に行う
・経鼻胃管、胃ろう、P-TEG(食道ろう)、腸ろうがある
目的
・栄養状態を確保すること
方法
・経鼻胃管は、鼻から胃まで届く管を入れる
・胃ろうは、腹部の皮膚から胃に達する穴を開けて、カテーテルを留置する
注意点
・経鼻胃管では、カテーテルが抜ける危険性がある
・カテーテルが抜けると流動食が肺に入る危険性がある
・カテーテルが同じ場所に接触していると、鼻腔などに潰瘍をつくることがあるので、固定用のテープを貼り換えるときは、別の場所に貼るようにする
・胃ろうでは、ろう孔周囲の皮膚トラブルに注意する
・栄養剤を注入するときは、胃から食道への逆流やそれに伴う誤嚥を防ぐため、利用者の上半身を30度以上起こす
・栄養剤の注入速度が速すぎると下痢や嘔吐の可能性があるので、適切な速度で注入する
・経管栄養でも入浴は可能

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2017.09.19 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

人工透析
・腎臓の代わりに機械で人工的に血液の老廃物を取り除く方法
・血管を使って行う血液透析(HD)と腹膜を使って行う腹膜透析(PD)とがある
・血液透析は透析施設で行い、腹膜透析は在宅で行う
目的
・腎臓の代わりに電解質や水分、老廃物の調節を行う
注意点
・血液透析では、飲水量、カリウム、塩分、リンなどの制限が医師から出ることが多い
・シャントを行うために針を刺す血管は愛護的に扱う必要がある
・腹膜透析では、腹壁が赤くただれることもあり、重大な副作用として腹膜炎もあるため、体温の変化についても観察する必要がある
※腹膜:腹部の内臓の表面を包み、腹の内部を覆っている膜のことをいう。腹膜は透析膜の役割を果たし、体内の老廃物をこし取ることができる
血液透析
→慢性腎不全の患者が、血液を体外に導いて透析装置(ダイアライザー)を通して血液中の扶養な物質を除去する
・週2~3回(1回あたり4~5時間)、透析施設に通院する必要がある
・水分の摂取制限が必要
腹膜透析
→慢性腎不全の患者が、腹腔内に透析液を注入し、透析膜として自分の腹膜を用いる
・基本的に在宅で行い、月に1~2回の通院でよい
・水分バランスや体重、炎症等を定期的に観察する
・自己管理状況を細かく継続的に観察する

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2017.09.18 07:29 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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在宅での医療管理

在宅自己注射
・主に糖尿病患者でのインスリン注射で行われる
・インスリンは製剤によって回数が異なるため、医師から指示された量、時間に注射を行う
目的
・食事療法や運動療法、内服の薬物療法で血糖がコントロールできないときに行う
方法
・利用者自身または家族が清潔操作に気を付けながら、決められた量、時間、適切な部位に注射する
注意点
・清潔操作ができないと体内に細菌が入り込み、敗血症など重大な病気を引き起こす
・インスリンの量が多過ぎれば低血糖、少なすぎれば高血糖で体調を悪くする可能性があるので注意する
・シックデイの際の対応をあらかじめ確認しておく
・インスリンの注射後に適切な量のエネルギー摂取ができないと低血糖を起こす
・食事までの時間があいてしまうことも危険
・低血糖の症状がみられたら、速やかに糖分を取る
・インスリンの注射後、過度の運動を行うことも低血糖を招く
低血糖の典型的な症状
・空腹感、冷や汗、動悸、ふるえ、意識レベルの悪化
悪性腫瘍疼痛管理
・末期の悪性腫瘍で持続する痛みがあり、一時的な鎮痛薬で痛みのコントロールができないときに麻薬が使用される
目的
・痛みをコントロールすることで、日常生活が支障なく遅れることを目的とする
方法
・麻薬は坐薬、舌下錠、バッカル錠、貼り薬がある
・口から薬を飲めない場合は麻薬の量の調節をきめ細かく行う必要がある場合、自動注入ポンプを用いて、注射薬を持続的に投与する方法もある
注意点
・薬が作用するまでの時間や、作用している時間を理解し、痛みが出ないように適切に使用しなければ治療効果は薄れる
・副作用は便秘や嘔吐などがある

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2017.09.17 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

肺炎
→ウイルスや細菌などの病原性微生物の感染によって起きる肺の疾患
・風邪などに引き続いて発症するものと誤嚥が原因の誤嚥性肺炎とがある
症状
・発熱と咳
・高齢者の場合、症状が出にくいことも多い
・呼吸数増加や頻脈に注意が必要
対応
・抗生物質の投与が主な治療法
・体力の低下している高齢者の場合、回復が難しいこともある
生活上の留意点
・高齢者は軽い風邪から肺炎になることもすくなくないので、風邪の予防に留意する
・食事中のむせなどにも留意する
肺結核
→結核菌が排に感染した疾患のこと
・高齢者の場合、若い頃に感染し体の中にいた結核菌が細胞性免疫力の低下に伴って再度活動し始めることで発症する
症状
・咳、痰、血痰、喀血、胸痛、発熱などが基本的な症状
・高齢者は症状が乏しい
治療
・抗結核剤による薬物療法が中心
・3剤併用がよく行われる
対応
・結核菌が咳などに伴って体外に出ている患者は、都道府県知事による指定医療機関への入院が勧告されることがある
・菌の排出がない患者でも多くが入院治療となる
急性上気道炎
→主に上気道(鼻、咽頭、喉頭)に広がって急性炎症をきたす疾患で、いわゆる風邪症候群
・風邪の原因の大半はウイルスで、安静や水分摂取によりいずれ自然治癒する
急性気管支炎
→上気道から気管、気管支へと炎症が波及することで発症する
・ウイルスによるものが多いが、二次性の細菌感染が起こる場合もあり、抗菌薬を使用することがある

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2017.09.16 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

慢性閉塞性肺疾患(COPD)
→肺気腫、慢性気管支炎の総称
・有害物質の長期にわたる吸入、特に喫煙が最大の原因
・高齢者に起こりやすく、この疾患に加えて気道感染や肺炎などを併発すると急激に呼吸不全をきたす
・特定疾病に定められている
慢性閉塞性肺疾患の種類
1)肺気腫
→肺胞壁が壊れ、酸素を取り入れる毛細血管が肺胞を取り囲む面積が少なくなり、酸素と二酸化炭素のガス交換が十分にできなくなった状態
・喘鳴、労作時の呼吸困難
・禁煙指導、感染予防が必要となる
2)慢性気管支炎
→痰を伴った咳が2年以上、主に毎年冬場に3ヶ月以上続くもの
・軽度の労作時に息苦しさが発生する
3)びまん性汎細気管支炎
→呼吸細気管支領域がびまん性炎症により呼吸障害を起こしたもの
・労作時の息切れだけでなく、持続した咳もみられる
4)気管支喘息
→発作性の呼吸困難が、症状がない時期をはさんで反復する
・発作時発症する喘鳴と咳を伴った呼吸困難で、夜間・早朝に発症することが多い
慢性閉塞性肺疾患への対応
・風邪から肺炎に進展しやすいため、風邪の予防に留意し、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなどを接種する
・喫煙者は禁煙する
慢性閉塞性肺疾患の治療
・薬物療法と呼吸リハビリテーションが中心となる
・低酸素血症が進行し、ADLが低下した場合、在宅酸素療法(HOT)が行われる

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2017.09.15 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

不整脈
→心臓の拍動の異常のこと
1)頻脈性不整脈
・拍動が1分間に100回以上
・失神や動悸を伴った場合は、精密検査が必要
2)徐脈性不整脈
・拍動が1分間に60回未満
・失神や血圧低下など、生活に支障のある場合は人工的に拍動させるペースメーカーの植え込み
3)心房細動
・心房細動によりできた血栓がはがれて脳血管をふさくごと(心原性脳塞栓)により、脳梗塞をきたすことが多い
・加齢とともに発生頻度が高くなる
・脳梗塞予防のため、ワーファリンなどの抗凝固薬が使用される
閉塞性動脈硬化症(ASO)
→動脈硬化によって血管が狭くなったり詰まったりしたために、抹消まで十分な血液が送られなくなった状態
症状
・大腿動脈の狭窄により、歩行時の下肢の痛み(休むと回復)が出現する(間欠性跛行)
※間欠性跛行:足の痛みやしびれにより途中で歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる症状
・進行すると安静時でも痛みが消えず壊死することがある
対応
・血管拡張、血液の状態改善のため、血管拡張剤、抗血小板薬を使用する
・閉塞した血管を通すためは、血管を取り換えるために、カテーテルを用いた血管拡張術、人工血管によるバイパス手術を行う
生活上の留意点
・動脈硬化の予防に留意する

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2017.09.14 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

高血圧症
1)二次性高血圧症:原因のはっきりしている高血圧
2)本態性高血圧症:原因のわからない高血圧(ほとんどが本態性)
症状
・動悸、頭痛、頭重感、ほてりなどの症状を自覚することもあるが、多くの場合、自覚症状はない
治療
・降圧剤の服用による血圧の管理が一般的
対応
・血圧を下げるため、塩分制限、肥満の改善、生活習慣の改善、薬の服用を実施する
生活上の留意点
・高齢者は血圧の変動が大きいので、一度の測定で判断するのではなく、朝・晩に測定するなど、複数回測定することが望ましい
・ストレスの蓄積や睡眠障害などの軽減に留意する
・降圧剤を内服中の高齢者は、薬の副作用により、低血圧となり、転倒しやすくなるので注意が必要
心不全
→心筋梗塞、不整脈などの心臓部や高血圧症などにより、心臓の血液を押し出す力が低下し、臓器が必要とする血液を十分に供給できなくなった状態
・高齢者では、感染症や低栄養、貧血などによって、心不全が急激に悪化することがある
症状
・呼吸困難、食欲低下、浮腫などの軽度の状態から、肺水腫やショック状態などの重篤なものまでさまざま
・高齢者に特有な症状として、活動性の低下や失見当識、認知症のような症状などもある
対応
・心臓への負担を軽減するため、運動制限、塩分制限、薬剤内服、酸素吸入を行う
・呼吸困難がある場合、利用者の自覚症状を軽くするため、体を起こした起座位または半座位とする
生活上の留意点
・生活習慣病に陥らないように、塩分制限、禁煙、体重管理が重要
・日常の血圧管理、水分制限、服薬管理の徹底に留意する

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2017.09.13 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

心筋梗塞
→冠動脈が動脈硬化などによって詰まり、その詰まった鉱脈とつながっている心筋の細胞が死に、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下する疾患
・障害が心臓の拍動をつくる刺激伝達系に及ぶと、重度の不整脈が生じ、死に至ることもある
症状
・通常は、冷汗を伴う前胸部の強い痛みの継続、しめつけ感などが出る
・高齢者では、自覚症状が非特異的なため、診断が遅れることが多くある
治療
・発症後すぐであれば閉塞冠動脈を再開通させる施術を実施する
・慢性期では、心不全の管理、再発の予防を中心に行う
対応
・心臓のポンプ機能の低下により、心不全やショックとなることがあるので、早急に医療機関につなげることが必要
生活上の留意点
・心筋梗塞の原因のひとつである生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙習慣など)に気をつける
狭心症
→心筋に酸素を送り込む冠動脈の狭窄により、発作的に心筋が必要とする酸素量を一次的に供給できなくなる病態
症状
1)労作性狭心症:階段を上がったときなどの労作時(運動時)に前胸部の圧迫感が生じる
2)異型狭心症:夜間・未明など特に運動していないといきに前胸部に圧迫感が生じる。冠動脈の攣縮によって起こる
治療
・カテーテルを使用して、細くなった血管を広げる治療を行う
対応
・発作時には、胸痛をとるため、ニトロ製剤を舌下に服用する
・心筋梗塞にならないよう予防的治療を行う
生活上の留意点
・脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙習慣、肥満などが危険因子となるので、これらを予防することが大切
・過度な運動・飲食を避け、十分な休養を心がける必要がある

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2017.09.12 08:18 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

進行性核上性麻痺
→黒質を含む脳の基底核を中心に脳幹、小脳、前頭葉など広範囲に進行性の変性をきたす疾患
症状
・パーキンソン病に似た症状とともに、早期から眼球運動障害や認知機能の低下がみられ、転倒しやすくなる
治療
・パーキンソン病薬が効くこともあるが、効果があまり長続きしない場合がある
対応
・頸部・体幹のストレッチやバランス訓練などのリハビリテーションが大切
生活上の留意点
・転倒や誤嚥をしやすくなるため、生活環境を整えることが必要
大脳皮質基底核変性症
→基底核や大脳皮質に異常をきたす進行性の疾患
症状
・固縮、無動、筋肉の不随意運動が現れ、前頭葉症状を中心とした認知機能の低下が起こる
・日常の動作がぎこちなくなり、特に症状の現れ方に左右肢の差があるため注意が必要
生活上の留意点
・転倒や誤嚥をしやすくなるため、生活環境を整えることが必要
早老症
→年齢に比べて老化現象が身体全般、あるいは特定の臓器に特質的に促進する病態
ウェルナー症候群
→早老症の代表的な疾患
・一般に低身長、20歳頃から白髪、頭髪の脱落、とがった鼻、音声の異常などの症状が現れる
・発症後は、性腺機能の低下、若年性白内障、耐糖尿異常、動脈硬化などがみられ、悪性腫瘍の発生も多い
・平均死亡年齢は40から50歳
・一般に知能の低下はみられない

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2017.09.11 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

パーキンソン病
パーキンソン病の対応
・長期間のL-ドパなどの薬物療法とリハビリテーションを重ねることで、進行を遅らせることを目標とする
・パーキンソン病の治療薬のL-ドパは、数年間使用すると、有効時間が短縮し、不随意運動(ジスキネジア)や幻覚・妄想などの副作用を生じやすくなる
・長期間服用している人が急に中止した場合、悪性症候群(意識障害や激しい固縮など)が現れることがあり、注意を要する
生活上の留意点
・脳血管障害が原因となる脳血管性パーキソニズムや、薬の副作用による薬剤性パーキンソン症候群も少なくない
・パーキンソン病の類緑疾病ともいえるパーキンソン症候群(パーキソニズム)にも留意する
ホーエン&ヤールの臨床的重症度分類
Stage Ⅰ:一側性障害のみ、通常、機能障害は軽微またはなし
Stage Ⅱ:両側または身体中心部の障害、ただし、体のバランスの障害は伴わない
Stage Ⅲ:姿勢反射障害の初期徴候がみられるもの。これは、患者が歩行時に向きを変えるときの不安定や、眼を閉じ足をそろえて立っている患者を押してみることで明瞭となる
Stage Ⅳ:病気が完全に進行し、機能障害高度。患者はかろうじて介助なしで起立および歩行することができるが、日常生活は高度に傷害される
Stage Ⅴ:介助がない限り寝たきり、または車椅子の生活を余儀なくされる

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2017.09.10 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

脳卒中の種類
脳内出血(活動時)
→高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などによって脳血管の動脈硬化が進み、そこに高い圧で血液が流れることで血管が破れ、血流があふれ出した状態
・頭痛や意識障害、嘔吐などの急性期症状がみられる
・片側の感覚障害や麻痺、言語・嚥下の障害、高次脳機能障害を起こす
くも膜下出血(活動時)
→脳動静脈の奇形や脳動脈瘤、外傷に伴う脳内出血、脳腫瘍などが原因となって、くも膜下腔に出血が起こった状態
・突然の激烈な頭痛と嘔気・嘔吐のほか、意識障害が発生する場合もある
筋委縮性側索硬化症(ALS)
→原因不明の疾患で、徐々に全身の骨格筋が委縮し、数年で四肢麻痺、摂食障害、呼吸麻痺まで進行していく
・知覚神経や記憶力は保たれる
・病勢の進行を遅らせる薬剤はあるが、進行を阻止することはできない
・基本的に補助具を用いた介護と運動訓練を行う
・進行に応じて文字盤やコンピューターを使った意思伝達装置や人工呼吸器の使用も検討する
パーキンソン病
→脳の黒質にある神経細胞が変性・消失することによって起きる疾患
・50から60歳代に発症することが多く、15から20年で自立歩行できない状態にまで進行する
パーキンソン病の4大運動症状
1)振戦:身体のふるえ
2)筋固縮:筋肉の硬さ、歯車現象
3)無動:動作の遅さ、表情のない仮面様顔貌
4)姿勢・歩行障害

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2017.09.09 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

脳卒中
→脳に栄養や酸素を運ぶ血管が破れたり、詰まったりすることで起こる疾患
・脳内出血、脳血栓、脳塞栓、くも膜下出血がある
脳卒中の原因
・高血圧や糖尿病、脂質異常症など
・メタボリックシンドローム予防への対策も重要
脳卒中の症状
・左脳が傷つくと右半身ん、右脳が傷つくと左半身に麻痺が起こる
脳卒中の治療
・脳梗塞では、保存的治療が主で、時に薬剤による血栓溶解療法などが行われる
・脳内出血では、患者の状態によって血腫除去手術が行われる
・くも膜下出血では、動脈瘤手術が行われる
・急性期治療の後は、リハビリテーションが必要となる
生活上の留意点
・原因となる高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの予防やコレステロールに留意する
脳卒中の種類
脳血栓(血圧低下時)
→脳血管の動脈硬化によって、流れの悪くなった部位より先の脳組織に血液が行き渡らない状態
・1から2日かけて症状が進行する
・一時的に症状が出てまた回復する一過性脳虚血発作のこともある
・片側の感覚障害や麻痺、言語・嚥下障害、高次脳機能障害を起こす
脳塞栓(活動時)
→不整脈、弁膜症などの原因でできた血栓が血流に乗って流れてきて、脳の細い血管に詰まり、その部位より先の組織に血液が行き渡らなくなった状態
・急激に発症する
・片側の感覚障害や麻痺、言語・嚥下障害、高次脳機能障害を起こす

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2017.09.08 05:47 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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高齢者に多い疾病

糖尿病(合併症を含む)
→糖代謝の異常によって血糖があがる疾患
・1型糖尿病:若年期から発症する
・2型糖尿病:生活習慣によって発症する(高齢者のほとんど)
糖尿病の三大合併症
1)糖尿病性神経症
・痛みを感じにくくなり、ケガをしても気づかない
・感染して壊疽
・切断
2)糖尿病性網膜症
・眼底出血
・失明
3)糖尿病性腎症
・たんぱく尿
・腎不全
・血液透析
糖尿病の症状
・口渇、多飲などの症状が出ることもあるが、高齢者は症状が見られないことが多い
糖尿病の対応
・血糖値を安定させ、糖尿病の進行を抑えるため、食事療法、運動療法、薬物療法を確実に実施する
・低血糖時、感染症などにより食事がとれないシックデイ時の対処方法を確認する
脂質異常症
→血液中のコレステロールまたは中性脂肪のどちらか、または両方が基準値以上に増加した状態
・メタボリックシンドロームや動脈硬化との関連があると言われている
・アルコールの多飲、糖尿病などに伴うことがある
脂質異常症の種類
・LDL(悪玉)コレステロール過剰→高LDLコレステロール血症
・HDL(善玉)コレステロール減少→低HDLコレステロール血症
・中性脂肪過剰→高中性脂肪症
脂質異常症の治療法
・食事療法、運動療法、薬物療法

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2017.09.07 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

褥瘡
→圧迫、摩擦、ずれ、浸軟といった外力により血流が途絶え、細胞や組織に障害を起こした状態
・床ずれとも言われ、寝たきりや座りきりなどによって圧迫される部位の皮膚の発赤、ただれ、水疱、傷などを指す
褥瘡の発生要因
1)全身的要因
・低栄養、やせ、加齢・基礎疾患、薬剤投与、浮腫
2)局所的要因
・加齢による皮膚の変化、摩擦・ずれ、失禁・浸軟、局所の皮膚疾患
3)社会的要因
・介護力不足、情報不足、経済力不足
褥瘡への対応
1)利用者の局所と全身への対応
・褥瘡のできやすい部位は、全身に及ぶため、利用者の状態に応じてリスクの高い部位を予防的に保護することが必要
・すでに発生している部位に対しては医師や看護師等による適切な処置が必要
・同時に栄養管理、皮膚の清潔などの対応も必要
2)用具・危機の活用
・長時間、同一部位にかかる圧力を減少させるための用具・機器をして、臥位時には特殊ベッドやマットレスを使用する
・座位時には、椅子や車椅子に敷いて使用するクッションおよび姿勢を整えるパッドなどを用いる
3)家族や介護者への支援
・家族は介護者の過度の負担にならないよう留意する
・介護の知識やスキルを指導したり、必要なサービスや資源を導入する
4)保険医療福祉サービスとの連携
・褥瘡の予防や管理には、かかりつけ医や看護職、薬剤師、栄養士、セラピスト、社会福祉士等、多職種の連携が必要

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2017.09.06 07:10 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

口腔ケア
口腔の役割
1)咀嚼:口に入った食物を歯や歯肉を使って噛み砕き、唾液と混ぜて食塊を形成すること
2)嚥下:咽頭から食道に嚥下反射にて、食塊を飲みこむこと
3)発音:舌と口腔の筋肉を動かすことで声をさまざまに変化させて音を出すこと
4)呼吸:息を吸ったり吐いたりすること
口腔ケアの効果
・う歯・歯周病の予防
・口臭予防
・粘膜疾患の予防・改善
・味覚を正常に保つ
・唾液分泌を促す
・口腔機能・嚥下機能の維持・向上
・発声しやすくなり、声量が保てる
・誤嚥性肺炎の予防
・全身疾患への影響
・生活リズムが整う
※口腔の状態は、開口状態、歯の本数や疾患の状態、咀嚼機能や嚥下機能、意識状態などによってさまざまで、適した清潔の方法は人によって異なる
口腔ケアの観察
・食後の口腔ケアが行われているか(セルフケアができているか)について観察する
・義歯を使用しているか
・義歯を外して清掃しているか
・うがいができているか
口腔ケアの方法
1)義歯を使用している場合は外す
2)歯を歯ブラシでブラッシング
3)粘膜部分は洗口により汚れを除去(洗口できない場合は拭きとり)
義歯
・食後は義歯を外して口腔内を清掃し、義肢はブラシを使用して流水で洗う
・夜間は義歯を外して清掃し、きれいな水の中につけておく

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2017.09.05 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

入浴・清潔
清潔の意義
1)生理的な意義
→汚れを取り除き、身体を保護し、各機能をより健康的に保持する
2)心理的な意義
→爽快感や快適な気分が得られたり、苦痛や倦怠感が軽減する
3)社会的な意義
→生活や活動の意欲と社会性を高める
清潔の介護で求められること
・個別性への配慮
・多職種との連携
・プライバシーの保護
・異常の早期発見・退所
入浴の目的
・全身の保清、血液循環や新陳代謝を促進、リラクゼーション
入浴の留意点
・循環動態への影響が大きいので注意が必要
・ヒートショック、転倒、溺水、熱傷などの事故を予防する
・利用者に応じて浴室の改修や入浴補助用具を導入する
清拭の目的
・清拭範囲の保清、血液循環や新陳代謝を促進、心身の爽快
清拭の留意点
・居室の室温などを適正に調整・管理する
・露出を最小限にする
手浴・足浴の目的
・血液循環をよくする、爽快感が得られる
手浴・足浴の留意点
・適温を保てるように工夫する
・拘縮が強い場合は良肢位を保つ
洗髪の目的
・頭皮および毛髪の保清、血液循環を良好に保つ
洗髪の留意点
・逃避・毛髪に異常がないか観察してから行う
・洗髪後、十分に髪を乾燥させる
・ベッド上で行う場合は工夫する
※シャワー浴や全身清拭は、入浴に比べて体力の消耗が少なく清潔を確保できるが、新陳代謝や気分改善への効果は少なくなる

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2017.09.04 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

睡眠
・加齢に伴い変化する
・高齢者になると睡眠が浅くなる傾向があり、睡眠障害を引き起こすことが多くなる
睡眠障害の種類
1)入眠困難:眠ろうとしてもなかなか寝付けない
2)中途覚醒:眠りに入ってから途中で目が覚めてしまう、再び寝ようとしても眠れない状態
3)早朝覚醒:早朝に目が覚めてしまい、まだ眠りたいとおもっても眠れなくなってしまう状態
睡眠障害の原因
1)身体的要因
→痛み、かゆみ、咳など身体に生じる不快や苦痛によって安息や休息を保つことが困難
2)心理的要因
→ストレス、緊張、不安、イライラなど
3)物理的要因
→音、光、温度などのほか、引っ越しや旅行などの生活環境の変化
4)薬理学的要因
→薬物の副作用によって昼間に催眠傾向になったり、夜間に覚醒作用を生じたりする
5)疾病などによる要因
→うつ病、不安障害などの症状
睡眠障害への対応
健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~
01 よい睡眠で、からだもこころも健康に
02 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを
03 良い睡眠は-、生活習慣病予防につながります
04 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です
05 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を
06 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です
07 若年時代は夜更かしを避けて、体内時計のリズムを保つ
08 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を
09 熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠を
10 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
11 いつもと違う睡眠には、要注意
12 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を

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2017.09.03 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

排泄のアセスメント
・排尿障害・排便障害の種類に応じて適切な対処方法をとり、適切な排泄用具を選択することが求められる
・排泄は日常生活行為のなかでも特に複雑でプライベートな営みである、利用者の自立性や自尊心に密にかかわることを理解し、切実な障害に対しては、迅速かつ適切に介助することが重要
排泄状態の把握
→尿意・便意の有無、排泄問題、量、失禁の状況、心身状態などの把握
排泄場所の選択、排泄用具の選択
1)トイレ移動:介助が必要な部分の把握
→トイレまでの距離と障害物、車椅子や杖の使いやすさの把握
2)ポータブルトイレ:使用時間と位置の把握
→安定感、高さ、背もたれや手すりなどの調整、便座の保温や排泄物の処理、消音、消臭、使用場所の住環境や使用のタイミングを把握
3)衣服の着脱
→ズボン、パンツは使いやすいものか否か、オムツを使用する場合、使用目的、形状、素材、吸収量、経済性などを考慮、尿路感染や皮膚トラブルの予防に留意
排尿・排便コントロール
・排尿コントロールでは、飲水・食事の時間や摂取量と排尿間隔、排尿量を照らし合わせて、排尿リズムを整える
・排便コントロールでは、同様に排便間隔を把握し、食生活や身体活動を含めた生活リズムを整える

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2017.09.02 05:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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介護技術

排尿障害の種類
1)腹圧性尿失禁:咳やくしゃみで漏れる。腹圧が膀胱にかかることで起き、女性に多い
・骨盤底筋訓練などで骨盤底筋群の筋力を高める
2)切迫性尿失禁:膀胱炎や括約筋の筋力低下のため、排尿の我慢ができなずに漏れる
・薬剤療法や尿を計画的にためる膀胱訓練を行う
3)溢流性尿失禁:前立腺肥大などで、たまった尿が少しずつ出続ける
・腎機能が低下するので、膀胱を空にする
4)機能性尿失禁:排泄機能に問題はないが、運動障害、認知症などでトイレに間に合わずに漏れる
・一連の日常生活動作の問題点を見極め、間に合うように環境を整える
5)神経因性膀胱:神経障害により尿が出ない
・導尿やバルーンカテーテルを使用する
6)頻尿:1日10回以上、夜に頻繁にトイレに行く
・水分や薬剤での調整を行う
排便障害
1)腹圧性便失禁:腹圧がかかったときに我慢できずに漏れる
・できるだけ朝の時間に排便をすませる
2)切迫性便失禁:我慢しているのに漏れる
・整腸剤を使用する
3)溢流性便失禁:便がたくさん溜まっている状態のため、便があふれ出る
・排便リズムをとらえて、早めにトイレでの排便を促す
4)機能性便失禁:排泄機能に問題はないが、トイレに間に合わず漏れる
・一連の日常生活の問題点を見極め、間に合うように環境を整える
5)下痢:便の水分が多くなった状態、頻繁に出る
・水分補給や整腸剤の使用を行う
6)便秘:便が硬い、何日も出ない
・運動の励行、下剤を使用する

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2017.09.01 08:42 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |