組織に関する基礎理論(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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組織に関する基礎理論

組織の原則
→伝統的な組織論においては、組織の運営・管理にあたって、以下のような原則がある
1)命令一元化の原則
・構成員に対して指示・命令を下すのは、直属の管理者1人でなければならない
2)専門化の原則
・業務を分業化し、構成員が一定の業務に専門的に従事することで、職務の能率や組織全体の能率性を高めることができる
3)統制範囲適正化の原則
・管理者1人が直接に管理する部下の人数は、適正な数でなければならない
4)権限・責任一致の原則
・構成員に対して、権限を超えるような重い責任を負わせたり、責任を伴わない権限を持たせたりしてはならない
5)例外の原則
・日常反復的で定型的な業務(ルーティング・ワーク)は部下に任せ、管理者は、非定型的な意志決定や例外的な事項の処理に専念する
組織形態
→代表的な組織形態としては、以下のようなものがある
1)ライン組織
・命令一元化の原則に基づき、最高責任者から下位の職員までの指示・命令系統が明確になっているピラミッド型組織
・組織の意思決定はトップダウンで行われる
2)ライン&スタッフ組織
・ライン組織に加え、最高責任者や各組織を支援し専門的業務を行うスタッフ部門が配置されている組織形態
・命令一元化の原則と専門化の原則をともに重視している
(※次回に続く)

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2018.01.08 07:40 | 社会福祉士試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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