口腔ケアとは、口の中を清潔に保つことです。
口腔内には、さまざまな細菌が生息しています。
細菌の塊の歯垢(プラーク)は、虫歯や歯周病の原因となります。
舌の表面についた白い汚れを舌苔(ぜったい)と言い、口臭の元になります。
歯垢や舌苔がたまると、味覚が衰え、食事への興味を失ったりします。
また、口臭があると、人と話しをするのが嫌いになる人もいます。
口腔内の細菌を減らすことは、虫歯や歯周病だけでなく、全身の病気の予防にも役立ちます。
口腔細菌が関連する主な病気を以下に示します。
糖尿病
ブラッシングなどで、歯周病菌が血液中に入ると、インスリンの働きを阻害する物質が血液中に増加し、糖尿病が悪化することがあります。一方、歯周病を治療すると、血糖値が下がる可能性が高まります。
感染性内膜炎
口腔細菌が、心臓の内側を覆う膜に感染して発症します。
敗血症
口腔細菌が、血液に感染すると発症することがあります。
妊娠異常
妊婦の口腔ケアを徹底すると、早産や低体重児出産が減る報告があります。
パージャー病
手足の動脈が詰まり、最悪の場合、切断することもある病気で、その原因のひとつに歯周病が疑われています。
自分で歯を磨くことができない人だけでなく健康な人にとっても、口腔ケアをきちんと行うことは、さまざまな病気を予防することに必要なことです。
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 代表的な貧血の原因
- 貧血のサインと原因
- 口腔ケアの重要性
- ストレス対処力とは
- 睡眠不足と動脈硬化の関係