口腔ケアの重要性

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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口腔ケアとは、口の中を清潔に保つことです。

口腔内には、さまざまな細菌が生息しています。

細菌の塊の歯垢(プラーク)は、虫歯や歯周病の原因となります

舌の表面についた白い汚れを舌苔(ぜったい)と言い、口臭の元になります。

歯垢や舌苔がたまると、味覚が衰え、食事への興味を失ったりします。

また、口臭があると、人と話しをするのが嫌いになる人もいます。

口腔内の細菌を減らすことは、虫歯や歯周病だけでなく、全身の病気の予防にも役立ちます。

口腔細菌が関連する主な病気を以下に示します。

糖尿病
ブラッシングなどで、歯周病菌が血液中に入ると、インスリンの働きを阻害する物質が血液中に増加し、糖尿病が悪化することがあります。一方、歯周病を治療すると、血糖値が下がる可能性が高まります。

感染性内膜炎
口腔細菌が、心臓の内側を覆う膜に感染して発症します。

敗血症
口腔細菌が、血液に感染すると発症することがあります。

妊娠異常
妊婦の口腔ケアを徹底すると、早産や低体重児出産が減る報告があります。

パージャー病
手足の動脈が詰まり、最悪の場合、切断することもある病気で、その原因のひとつに歯周病が疑われています。

自分で歯を磨くことができない人だけでなく健康な人にとっても、口腔ケアをきちんと行うことは、さまざまな病気を予防することに必要なことです。

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2013.06.12 00:01 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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