呼吸のしくみ

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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呼吸のしくみ

呼吸
・吸った空気は鼻腔→咽頭→気管→左右の気管支を経て肺に入る
・気管支は枝分かれしながらだんだん細くなって最後は肺胞という袋になる
・咽頭までが上気道、気管から肺が下気道
・咽頭は食物の通り道でもあり、咽頭の上部に喉頭蓋という蓋があり、食物の飲み込む時に咽頭が上に動き蓋がされて食物が気管に落ちないしくみになっている
・空気は肺胞を取り巻く毛細血管に酸素を渡し、二酸化炭素を受け取って再び吐き出される
・肺は自ら膨らむことはできないので、息を吸うためには横隔膜が収縮して下がり胸腔を下に広げ、外助間筋が収縮して胸郭を前後左右に広げ、肺を外から引っ張る必要がある
・この時、肺や肺胞が柔軟に対応して広がる必要もある
高齢者の特徴
・呼吸機能は加齢で確実に落ちていく
・肺胞の弾力が徐々に低下し、肺の動きが悪くなるため、一秒率や肺活量が年々落ちていく
・呼吸をしても肺に残る空気の量が増えていく
・長年の喫煙、気管支や肺の病気で悪化する
・高齢になって背骨が曲がり背中が丸くなると横隔膜の動きが制限され、外助間筋が収縮しても肋骨が引き上がりにくので胸部の骨が硬くなって動きが悪くなる上に、横隔膜や肋骨間の力も衰え、呼吸がスムーズにいかなくなる
・高齢では、動脈血中の酸素の量も減る傾向がある
・異物が入った時の咳の反射や線毛のはたらきも衰えて、肺に病原体が入りやすくなり肺炎が起きやすくなる

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2018.03.02 07:14 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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