尿路感染症

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尿路感染症

尿路感染症
→細菌が尿路(尿道口からさかのぼって腎臓までの尿の通り道)に感染して起こる
・尿道側から順に、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)などがある
・急性と慢性がある
・免疫力の低下した高齢者がかかりやすい
・尿量が少ないと膀胱炎になりやすい
・他の泌尿器系の病気があると治りにくい
症状
・少ししか尿が溜まっていないのに排尿したくなる(頻尿)のは、膀胱炎に多い
・排尿時の痛みは、尿道炎と膀胱炎に多い
・排尿後も尿が残っている感じがする(残尿感)
・尿が出なくなる(尿閉)
・急性腎盂腎炎では、高熱や腰痛を伴うことがある
治療法
薬物療法
・セフェム系抗菌薬、ペニシリン系抗菌薬、ニューキノリロン系抗菌薬を3日から1週間内服する
・症状がなくなったと自分で薬をやめてしまわず、指示通りに服薬することが大切
・他の泌尿器系の病気を合併している場合(複雑性尿路感染症)、薬剤耐性菌が原因の場合もあるため、薬の変更を検討する
・抗菌薬で治らない場合は、前立腺肥大症や膀胱がんなどの合併の有無を検査する
その他の治療法
・食事を十分に摂り、安静にする
・水分摂取が少ない場合、多く取るようにし、排尿を促す
・口から飲めない場合は、点滴する
日常生活の注意点
・水分を多くとって尿量を増やす(細菌を洗い流す)
・排尿を我慢しない
・陰部を清潔にする
・体を冷やさない
・睡眠不足、過労、ストレスを避ける

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2019.01.04 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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