高齢者に多い疾病(6)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者に多い疾病

心筋梗塞
→冠動脈が動脈硬化などによって詰まり、その詰まった鉱脈とつながっている心筋の細胞が死に、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下する疾患
・障害が心臓の拍動をつくる刺激伝達系に及ぶと、重度の不整脈が生じ、死に至ることもある
症状
・通常は、冷汗を伴う前胸部の強い痛みの継続、しめつけ感などが出る
・高齢者では、自覚症状が非特異的なため、診断が遅れることが多くある
治療
・発症後すぐであれば閉塞冠動脈を再開通させる施術を実施する
・慢性期では、心不全の管理、再発の予防を中心に行う
対応
・心臓のポンプ機能の低下により、心不全やショックとなることがあるので、早急に医療機関につなげることが必要
生活上の留意点
・心筋梗塞の原因のひとつである生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙習慣など)に気をつける
狭心症
→心筋に酸素を送り込む冠動脈の狭窄により、発作的に心筋が必要とする酸素量を一次的に供給できなくなる病態
症状
1)労作性狭心症:階段を上がったときなどの労作時(運動時)に前胸部の圧迫感が生じる
2)異型狭心症:夜間・未明など特に運動していないといきに前胸部に圧迫感が生じる。冠動脈の攣縮によって起こる
治療
・カテーテルを使用して、細くなった血管を広げる治療を行う
対応
・発作時には、胸痛をとるため、ニトロ製剤を舌下に服用する
・心筋梗塞にならないよう予防的治療を行う
生活上の留意点
・脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙習慣、肥満などが危険因子となるので、これらを予防することが大切
・過度な運動・飲食を避け、十分な休養を心がける必要がある

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2017.09.12 08:18 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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