在宅での医療管理(8)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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在宅での医療管理

13.服薬管理
(前回から続く)
服薬の工夫
・適切に服用できているか(用法・用量は正しいかなど)、飲み忘れが多いのはどの薬か、薬の効用や違いをどの程度理解しているかなどに留意する
・一般に、一日の最初の服薬時間である朝に飲み忘れることは少なく、昼、夜になると飲み忘れることが多い
・飲んだかどうかも分からなくなり、用量以上に飲み過ぎてしまうこともある
・利用者にとって分かりやすく、飲み過ぎや飲み忘れを少なくする工夫をする
・服薬状況を把握できる方法を考える
・主治医に依頼して、一包化する、薬包に日付を入れる、お薬カレンダーを活用するなどの方法がある
医師・薬剤師との連携
・一日に複数回の服薬が難しい場合、医師と相談の上、服薬回数を減らしたり、貼付剤など他の剤型の薬剤に変えたり、優先度の高い薬だけを飲むようにするといった方法も考慮する
・複数の疾患で別々の医療機関で診療を受けている場合、処方箋が重複していないか、市販薬との併用で相互作用が起きていないかなども確認する

介護保険を利用して自宅や施設で生活している人のなかには、高度や医療管理を続けながら生活している人がいる。これらの医療処置は、生命に直結する処置でもあり、利用者を支えるチームメンバー全てが理解していなければならないことでもある


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2016.04.03 06:00 | ケアマネ試験対策 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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