てんかん(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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てんかん

部分発作
単純部分発作
・部分発作のうち、発作中の意識が保たれるもの
・大脳は部位に応じて果たしている機能が異なるため、過剰興奮が起こる部位に応じて様々な症状を呈する
ジャクソン発作
・中心前回に始まったてんかん発射が隣接部位に伝搬し、局所けいれんの部位が対側の顏、上肢、下肢を移動するもの
・中心後回に過剰興奮がある場合には、感覚性のジャクソン発作が起こる
トッド麻痺
・けいれんを起こした手や足がけいれん後に一過性に起こすことがある麻痺のこと
複雑部分発作
・部分発作のうち、発作中に意識が消失するもの
・多くは側頭葉の局所的な過剰興奮(側頭葉てんかん)による
・後頭葉、頭頂葉、前頭葉の過剰興奮が側頭葉に伝搬して起こるものもある
・一点凝視、動作停止で始まり、発作中に自動症を伴うことが多い
・発作後は、もうろう状態となる
自動症
・口をもぐもぐさせる
・舌なめずりをする
・ボタンや衣類をいじる
・徘徊する
二次性全般化発作
・部分発作焦点の過剰興奮が視床や脳梁に達し、両側大脳半球に広がり全般発作を起こしたもの
・部分発作として治療する必要があるため、全般発作との鑑別が重要である
・最終的な発作が全身けいれんであっても、発作開始時に部分発作の症候があるかどうかを問診する
・発作開始時の情報が得られない場合には、脳波による鑑別が必要になる

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2019.11.13 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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