皮膚に用いる薬(1)

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皮膚に用いる薬

外皮用薬
外皮用薬の働き
・外皮用薬は、皮膚表面に生じた創傷や症状、または皮膚の下にある毛根、血管、筋組織、関節などの症状を改善・緩和するため、外用局所に直接適用される医薬品
外皮用薬の使用上の注意事項
・幹部を清浄にしてから使用する
・有効成分が浸透しやすくなるため、入浴後に用いるのが効果的
・皮膚の発疹、発赤、痒みといった局所性の副作用は、外皮用薬の適応症状とく区別が難しいため、一定期間使用して症状の改善がみられない場合、副作用の可能性を考慮する
外用薬の剤型ごとの使用上の注意事項
1)塗り薬(軟膏剤、クリーム剤)
・容器内に雑菌が混入するおそれがあるため、いったん手の甲などに必要量を取ってから患部に塗布する
2)貼付剤(テープ剤、パップ剤)
・同じ部位に連続して貼付すると、かぶれが生じやすい
3)スプレー剤、エアゾール剤
・強い刺激を生じるため、目の周囲や粘膜への使用は避ける
・凍傷を起こすことがあるため、患部から十分離して噴霧し、連続して噴霧する時間は3秒以内とする
殺菌消毒薬
殺菌消毒薬の働き
・殺菌消毒薬は、比較的小さなきり傷、すり傷、かき傷などの創傷面の化膿を防止すること
・手指・皮膚の消毒を目的として使用される一般用医薬品
・あらかじめ定められた範囲内の成分とその濃度、効能、効果の製品は、医薬部外品(きず消毒保護剤)として扱われる
・火傷や化膿した創傷面の消毒、口腔内の殺菌・消毒などを併せて目的とする製品は、医薬品としてのみ認められている

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2021.02.08 05:00 | 医薬品 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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