日本社会福祉士会の行動規範を、ご紹介します。
利用者に対する倫理責任
1.利用者との関係
利用者との専門的援助関係について、あらかじめ利用者に説明しなければならない。
2.利用者の利益の最優先
専門職の立場を私的なことに使用してはならない。
3.受容
利用者に暖かい関心を寄せ、利用者の立場を認め、利用者の情緒安定を図らねばならない。
4.説明責任
利用者の側に立ったサービスを行う立場にあることを伝えなければならない。
5.自己決定の尊重
利用者が自分の目標を定めることを支援しなければならない。
6.意思決定能力への対応
利用者の意思決定能力の状態に応じ、利用者のアドボカシーに努め、エンパワメントを支援しなければならない。
7.プライバシーの尊重
利用者が自らのプライバシー権を自覚するよう働きかけなければならない。
8.秘密の保持
業務の遂行にあたり、必要以上の情報収集をしてはならない。
9.記録の開示
利用者の記録を開示する場合、必ず、本人の了解を得なければならない。
10.情報の共有
利用者の情報を電子媒体等で取り扱う場合、厳重な管理体制と最新のセキュリティに配慮しなければならない。
11.性的差別、虐待の禁止
利用者に対して、性的差別やセクシャル・ハラスメント、虐待をしてはならない。
12.権利侵害の防止
利用者の権利について十分に認識し、敏感かつ積極的に対応しなければならない。
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