高齢者の感覚器障害

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高齢者の感覚器障害について、ご紹介します。

高齢者の感覚器は、加齢による変化が明らかに現れる

1.視力
加齢により、白内障、緑内障、黄斑変性症などの疾患が起こりやすい
・白内障
→目の水晶体が白く濁って視力が低下する
→糖尿病や眼球内の炎症によっても起こる
・緑内障
→眼圧が異常に上昇し、視神経が圧迫されて起こる
→徐々に視野が欠け、視力が低下する
・黄斑変性症
→網膜の中心にある黄斑部の変性によって起こる
→視力低下や中心部暗点(中心が見えない)
視力低下が著しく日常生活を送るのが困難になった場合、水晶体を取り出し、人工のレンズを入れる外科手術が行われる

2.聴覚
高齢者の聴力低下は、感音性難聴であることが多い
※感音性難聴とは、高音域ほど聞こえが悪く、左右とも同じ程度に聞こえないのが特徴
有効な治療法はなく、必要に応じて補聴器を使用する
※難聴により介護者とのコミュニケーションが困難になると、高齢者は疎外感を抱いたり、抑うつ状態になることがあるので、難聴に対する理解が必要

3.味覚
視覚や聴覚ほど加齢の影響を受けにくいが、薬剤の副作用や口腔乾燥、口腔真菌症が原因で低下することもある
※味覚低下による、塩分や糖分の過剰摂取に注意が必要

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2015.03.06 05:28 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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