老年期神経症

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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老年期神経症について、ご紹介します。

老年期神経症
・心理的・環境的要因によって起こる心身の機能障害の総称
・男性よりも女性に多く見られる

原因
→加齢による身体の衰えや病気などの身体的要因に加え、心理・環境の要因がきっかけとなって発症する※心理・環境の要因とは、親しい人との死別・離別、孤独、家庭内トラブル、退職、転居、経済的問題などさまざまな不安
→患者の発症前の性格は、几帳面で完全志向、自信がなく依存心が強い、内向的、過敏など

症状
→抑うつ神経症、不安神経症、心気症

治療
→医師の診察を受け、精神療法を中心に支持的精神療法が行われる→不安神経症、心気症には抗不安薬を投与
→抑うつ神経症には、抗うつ薬を投与

介護
→神経症の人は、身体的不満の訴えや些細なことに対するこだわりを繰り返し訴えることが多く、「たいしたことではない」といった対応をしがちだが、そのような対応は本人の孤立感を深めることになる。
→本人の不安や苦悩が少しでも軽減するようなかかわり方をし、決して相手を否定しないことが大切

具体的なかかわり方
・本人の話しに耳を傾け、つらさや不安を受け止め、一緒に悩む
・具体的な訴えがある場合は、本人が納得するまで付き合う
・生活の場を快適に整備する
・散歩や趣味などの環境づくりをする



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2015.04.12 08:38 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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